機械・CADデザイン
機械系女子学生「メカジョ」特集vol.2
近年、CADデザインの分野では女性技術者のニーズが高まっており、女性ならではの視点で考え出されたアイディアが、自動車や家電の設計に取り入れられています。
名古屋工学院専門学校でも、CADデザインの分野で女子学生達が元気に活躍しています。機械CAD設計科2年の 金森 早穂 さんに、「女子がCADデザインの分野に進む事」に関してインタビューをしました!
機械CAD設計科2年の金森さん
Q.CADデザインの分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
A.お父さんの仕事が機械を扱う仕事だったからです。初めはあまり興味はありませんでしたが、進学の際色々な分野を見ていくうちに機械に関わるCADデザインに興味を持ちました。
Q.CADデザインの分野に進む前と進んだ後で、イメージは変わりましたか?
A.入学前は男の人が多くて閉鎖的なイメージでしたが、入学してからは思ったよりもオープンで、最新の材料や技術を積極的に取り入れている分野なんだなと思いました。
Q.学校生活や就職活動において、女性で良かった事・困った事はありましたか?
A.学校では、学校に来てお弁当を売ってくれるお弁当屋さんがいるのですが、メニューがガッツリ系が多くて少し困りました。沢山勉強すると、思ったよりスタミナを使うので2年生になってからは助かることの方が多かったです。
就活で男女差を感じたり、困ったことはありませんでしたが、「女の子だから」とか「女の子からしてどう思う?」と話を振られたりする事はありました。別に聞いている話は男女で同じなのになぁとは思いました。
Q.CADデザインの分野に進む女性が増える為にはどうしたら良いと思いますか?
A.機械の設計となると力仕事や油っぽいイメージがかなりあると思います。そういうイメージが女性から見ると嫌なのかな?と思います。でも実際はそういうことはなくスタイリッシュで最先端なとこもあるんだよ!と言う部分をもっと見せられると良いのかなと思います。
Q.CAD系に進むかどうか迷っている後輩女子に一言お願いします!
A.CAD系分野は、年々女性が増えており、就職先となる会社も生理休暇などを取り入れる会社が増えています。女性の為の制度も新しいものが多く、他の分野よりも気遣ってくれていると感じます。CAD分野は現在進行形で変わりつつあるので、是非この波に乗ってください。
金森さんは4月から大手設計会社で自動車や船舶の設計に携わる予定です。製品のCADデザイン分野に興味のある女子学生は、是非設計の道に進むことを検討して下さい!