
機械・CADデザイン分野
学びの特徴
ひとくちにモノづくりと言っても、
活躍できるフィールドは様々です。
本分野は、製造、制御、設計といったモノづくりの関連性を
実践的な実習を通して学ぶことができるカリキュラムです。
基礎知識の学習から資格取得までしっかりサポートします。
つくりたいもの、携わりたいことを明確にして、
自分に合った学科を選びましょう。
コンテスト実績
2023 Ene-1 SUZUKA Challenge
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CHALLENGE 01
ガソリンを一切使用せず、充電式単三電池40本を動力源とした次世代エネルギーカーイベント。
舞台は、F1でも使用される鈴鹿サーキット国際レーシングコースで、1周5.807km、最大高低差52mのコースを3周走行し、エネルギーマネージメントを競います。
エネルギー効率やマシンの改良。ここでの経験を活かし、目標に向かって前進!
入学当初からEne-1に関わってきて、今大会は自分にとっての集大成でした。
そもそもこの活動に参加したのは、「空飛ぶ車を作りたい」という夢を叶えるため。その足掛かりとなる経験や技術を磨けて満足しています。
Ene-1では設計、加工に加えマイコンを搭載している関係で制御も学ぶことができ、おかげでさまざまな知識がつき、他の人よりも総合的な判断ができるようになったのが大きいと思います。
全国工業専門学校協会主催 学生成果報告会
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CHALLENGE 02
協会所属の専門学校の学生が、授業や課外で取り組む課題を学外に発表する場として設けられた報告会です。
今回、「茶道」と「モノづくり」という異なる要素を組み合わせた、新たなモノづくりの可能性に挑んだ学生3人が、発表を行いました。 -
アイディアと技術を駆使して、新しい世界を提案。いただいた評価は、今後の糧に。
自動でお茶を点てるマシン「観覧茶」とVR技術を併用した茶室「婆娑羅庵」を設計し、披露しました。
前年度は、先輩たちが設計したマシンの改良でしたが、今回は自分たちで一から構造を考えて、部品選定なども実施。
さらに、茶室とVR、伝統と現代といった新しい発想と世界観を伝えるため、工夫を凝らしてプレゼンを行い、好評をいただきました。
画像認識のAIロボットカーを導入
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SPECIAL TOPIC
産業技術研究科では人工知能を学ぶ中で、AIロボットカーを使った画像認識による自律走行に取り組んでいます。
コーンを並べたコースの画像を教師データとして、ディープラーニングによって滑らかに走行できるようになります。
画像認識のAIは製品の検査や仕分けに幅広く用いられるようになっており、各種生産装置の設計に必須の技術。就職活動においても大いにアピールできる技術要素です。
機械・CADデザイン分野の特徴
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高い専門分野就職率
沢山の会社から豊富な求人をいただいおり、社会からのニーズが非常に高い分野です。専門分野への就職率は常に100%!大手内定者も多数!日本を支える安定した業界へ進めます。
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資格取得に適した環境
資格取得の為の授業や補習が充実。学校の機材を使って受験出来る試験もあります。2次元CAD利用技術者試験1級では過去5年で3回、全国1位の点数での合格者が出ています!
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各種コンテストに出場
成果報告会や電池自動車レース「Ene-1」に毎年出場!各々が創造力を発揮し作り上げた機体で、全国のライバル達と競い合う場があります。
入学者の統計データ
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出身学科の半数以上が普通科で、本校を選んだ理由で一番多い割合は「体験入学での印象の良さ」続いて「学びたい内容」で、元々機械をいじることが好きだったり、物づくりという分野に興味のある方が多いようです。
体験入学に参加して学校の雰囲気を見たり、先生、先輩方から授業のこと、不安なことなんでも聞いてみてください!
充実した施設・設備
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マシニング
目的に応じた加工を自動でこなすことができる機械。
現場で必要な加工技術が学べます。 -
NC加工機
CAD/CAMシステムを利用した加工プログラムの作成と、切削加工が学べます。
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ロボット学習システム
工場で働く産業用ロボットのティーチング技術を習得。
作業に応じて色々な動きをロボットに教えます。 -
アーム付きシーケンス装置
コンベアとアームを組み合わせたワークの搬送・選別装置を用いて、実践的なシーケンス制御を学びます。
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エンジン分解
エンジンの組み立て実習を通じて、各部の調整方法やトルクレンチ、隙間ゲージなど、道具の使い方を学びます。
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CAE解析
コンピューター上で解析を行い、部品の強度がどの程度あるのか確認できます。近年のモノづくりには欠かせない技術です。
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機械加工実習室
機械加工の基礎からCAM実習まで行える実習室。
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チャレンジングロット
製作した電気自動車のテスト走行や各種計測実習に使用。
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ロボット技術開発室
マイクロマウスやAIロボットなどの研究開発に使用。
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3次元CAD室
ハイエンド3次元CADシステム「CATIA®V5」を46台導入。
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3Dプリンタ
3Dモデルのデータから樹脂製の立体物を作成することが出来る、本格的なプロ仕様の「3Dプリンタ」を導入。
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AIロボットカー
ディープラーニングとリアルタイムの画像処理で自律走行するAIロボットカーを導入。
スペシャリストな
専任教職員がスゴイ!
専任が多く、担任が授業・就活・資格対策を指導、一人ひとりに合った指導を展開しております。
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設計の楽しさを伝えます!
青木 行洋 先生
工作機械メーカーの開発設計を担当していた経験を活かし、会社で役立つ設計知識をわかりやすく解説します。
親しみやすい人柄で、学生一人ひとりに寄り添って夢をサポートしています。 -
モノづくりは面白い!
間瀬 葉月 先生
前職では組立・検査設備の設計製作を行っていました。
幅広い要求に答えるために培ってきた技術と知識を伝え、モノづくりの面白さを知るきっかけを与えていきたいです。
機械・ロボット・CAD分野で