三重県立四日市中央工業高等学校の生徒の皆さんにキャリアアップのお手伝いをしてきました。

技術者不足が慢性化する中、本校の電気設備学科は工業高校の生徒の皆さんを対象とした「キャリア教育支援」を行っています。私たちが、生徒の皆さんに直接「技術者の素晴らしさ」をお伝えし、少しでも電気業界に興味を持っていただくことを目的としています。

2021年11月16日（火）三重県立四日市中央工業高等学校、電気科1年生、40名の生徒の皆さんに講話を行いました。

講話内容：「資格と職業について」、「資格取得法について」

四日市中央工業高等学校において、初めての「キャリア教育支援」になります。 実施方法につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点よりクラスを半分に分け、２つの講話をローテーションで行う形でした。
講話は50分×2コマであり、生徒の皆さんには、最後まで集中力を切らさずにしっかりと話を聞いていただくことができました。電気の専門職に就くためには、国家試験取得が必要になります。私たちの講話をとおし、一人でも多くの方が難関資格に挑戦し、自分の道を切り開くことを期待しています。

今回、私の講話が終わった直後に７名の生徒が個別に質問に来てくれました。多くの内容が「どのような勉強をすれば電験三種に合格できますか」というものでした。これほど多くの質問があったのは初めてであり、驚くともに感動しました。講話後、学科長の村山先生にこのことをお伝えしたところ、「生徒には普段から聞きたいことがあれば、その場で聞くように指導しています」とのことでした。生徒のこの言動から、普段の地道な教育が学校全体の姿勢になり、生徒の姿に反映されるのだと改めて感じた次第です。

また、多くの先生方も聴講してくださり大変感謝しております。特に、電気科科長の村山先生の絶大なるご尽力には感謝の言葉もありません。 今後も、「キャリア教育支援」をとおし、多くの生徒の皆さんに技術者の素晴らしさを伝えていきたいと思います。
三重県立四日市中央工業高等学校の先生方、生徒の皆さんに感謝します。