夏期第三種電気主任技術者試験（電験三種）の対策講座を行いました。

技術者不足が慢性化する中、本校の電気設備学科は工業（工科）高校の生徒の皆さんを対象とした「キャリア教育支援」を行っています。今回はその一環として、資格取得の重要性の説明をするのではなく、直接資格取得の支援を行いました。

日　　時：2021年8月2日（月）・３日（火）9:30～15:00

講　　師：名古屋工学院専門学校　電気設備学科科長　石原　昭

講話内容：電験三種理論の基礎講座（回路網、単相交流回路）

参加生徒：愛知県、三重県の高校生25名

昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点より実施できなかった講座になります。今年度の実施について高校の先生に相談したところ、ぜひ行ってもらいたいとの要望がありました。しかし、新型コロナウィルスが決して終息したわけではないので、規模を縮小し、理論の基礎講座のみに絞って開催することにしました。

講座風景

講座ですが、さすがに電験三種を取得したいと各校から集まった生徒の皆さんです。非常に受講態度もよく、２日間気持ちよく講義を行うことができました。
２日目には、多くの生徒の皆さんから質問も出るようになり、一方通行ではなく能動的な講座となりました。そのため、事後アンケートでも、「参加してよかった」というコメントが非常に多く、実施した私も嬉しくなりました。
本番までにまだ時間があります。この経験を活かし、生徒の皆さんには良い結果を残してもらいたいものです。

今回の講習会実施に向け、多くの高校の先生にご協力いただきました。おかげで良い講習会となりました。ありがとうございました。感謝申し上げます。