情報通信
岐阜工業高等学校との連携事業(スピーカー試験)
今年度、岐阜工業高等学校の課題研究のお手伝い(連携事業)をしています。課題研究のテーマは「自作スピーカー」です。出来上がった自作スピーカーを無響室で試験するため、名古屋工業大学へ行ってきました。 無響室は、外からの音を遮断して室内を吸音性の高い素材で、仕上げ残響時間をほぼゼロにした特別な空間です。スピーカーの特性測定や騒音計の感度測定、聴感実験などに使われます。
今回は、スピーカー試験のお手伝いということで、測定機器一式を持ち込み、測定方法をレクチャーし、生徒さんに測定をしていただきました。 測定は機器のトラブルなどがなかったため、配線を含め1時間弱で終了しました。その後のヒアリング試験では、個人で音の好みが違うため、個人差が大きいことが良く分かりました。 生徒の皆さんは、初めて見る無響室にとても嬉しそうで、みんな張り切って試験していました。試験中は全員で協力しており、「ONE TEAM」となっていました。
これで、今回の連携事業は区切りとなりますが、良いお手伝いができたのではないかと思っています。 岐阜工業高等学校の生徒さんのやる気に溢れた顔と姿勢が印象的で、その姿に応えるために私達も頑張りました。 生徒の皆さんは、課題研究の発表会に向け、これからより大変になると思いますが、素晴らしい発表をしてくれると期待しています。