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岐阜工業高等学校との連携授業とスピーカーの周波数特性

岐阜工業高等学校では、3年次に課題研究という科目があります。今まで学んだ知識・技能を活かして、1年間研究と製作を行い、最後に成果発表する授業です。研究テーマに『自作スピーカー』を掲げたチームがあり、電子・通信分野の教員が、研究・製作のお手伝い(連携授業)をしています。

 

4月に打合、6月と7月にはスピーカーに関する講義、現在スピーカーの試作を終えようとしています。試作が終わると、スピーカーの周波数特性を測定します。測定は、無響室を借りて行う予定です。

 

ところで、『周波数特性ってなに?』と言われる方がいると思います。
周波数特性で何がわかるのかをご紹介します。

 

◎周波数特性とは・・・
スピーカーの周波数特性とは、簡単に言うと「スピーカーが出せる音の高さ」です。これは、音源の音の「高さ」「低さ」、および人間の「可聴域」が関係します。

 

◎可聴域とは・・・
可聴域とは、聞こえる音の範囲のことです。個人差はありますが、人は、低い音は20Hz程度から、高い音は20kHz程度まで、鼓膜振動を音として感じることができます。車の窓を少し開けた状態で高速道路を運転すると聞こえる風の音が20Hzぐらいです。蚊の羽音が17kHzぐらいです。

 

以上のことから周波数特性を把握することで、スピーカーの使用目的や流せる音源が決まります。

 

岐阜工業高等学校

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