情報通信
~IoTが拓く未来の社会~ IoT技術学科 特集 [Vol.4]
【IoTが変える物流の未来】
物流業界では、労働力の不足が深刻な問題となっています。ネット通販サイトが急増し、店頭で確認してネットで購入。といったケースが増えてきました。更に注文した翌日には配達されていることが当たり前のようになってきています。
配達量が増え、おまけにスピードまでもが求められるようになり、物流業界ではそのニーズに応えるための労働力の確保と作業の効率化が課題となっています。
物流業界は変わろうとしています。AIとIoTを活用することで課題解決の糸口が見えてきました。
【RFID[Radio Frequency IDentification]】
荷物のICタグから発する微弱な電波による無線通信で入庫・出庫時の検品や出荷後のロケーション管理などが行え業務の効率化と省力化に一役買っています。
【スマートロジスティクス】
倉庫内では、搬送用ロボットが荷物を配送地域ごとに仕分けをしたり運んだりします。また、輸送網では、ドローンや無人走行トラックなどによる配送のフィールドテストが行われており、政府は2030年を目途に完全無人化を目指しています。
このように、これまで人手に頼っていた部分が徐々にAIやIoT機器に代わることで物流業界が抱えている様々な課題の解決が期待されています。