情報通信
~IoTが拓く未来の社会~ IoT技術学科 特集 [Vol.10]
【IoT技術学科で学ぶこと その5】
IoT技術学科で学ぶことの一つに、Arduino(アルディーノ)があります。
Arduinoとは、マイクロコントローラーと最小限の周辺回路を備えた小型基板で、扱うにはハードウェアとソフトウェアの2つの知識が必要です。
Arduinoは回路やプログラミングに詳しくない人でも、簡単に早く電子回路を使った作品などが作れるようにという目的から開発されてきたため、電子工作にあまりなじみのなかった人やマイコンのプログラミングに詳しくない人でも、すぐに始める事が出来るように考えられています。
Arduinoはプログラミングと、回路を組むところで大きく分かれており、回路はブレッドボードと呼ばれるものを使い、基本的に機器を挿すのみで、はんだごては使いません。また、コンピュータに精通していない人でも簡単にハードウェアを扱えるのがArduinoの大きな特徴です。
Arduinoは様々な場所で使われており、IoT分野の発展によって、需要が高まっています。Arduinoは組み込み系のエンジニアのスキルの一部として必要であり、その技術者の求人は増加していくと思われます。