長野県飯田OIDE長姫高等学校の生徒さんにキャリアアップのお手伝いをしてきました。

技術者不足が慢性化する中、本校の電気設備学科は工業高校の生徒の皆さんを対象とした「キャリア教育支援」を行っています。私たちが、生徒の皆さんに直接「技術者の素晴らしさ」をお伝えし、少しでも電気業界に興味を持っていただくことを目的としています。

講話風景

2021年12月7日（火）長野県飯田OIDE長姫高等学校、電気電子工学科1・2年生、74名の生徒の皆さんに講話を行いました。

実施内容
09:30～10:20　資格と職業について
10:30～11:20　トヨタ自動車の電気保安について

長野県では、初めての「キャリア教育支援」になります。技術者不足を少しでも解消したいと思い始めた活動ですが、ついに長野県でも行うことができました。今後は更に活動の範囲を広げていきたいと考えています。

講話は50分×2コマであり、生徒の皆さんには最後までしっかりと講話を聞いていただくことができました。今回印象に残ったのは、講話終了後の質問の多さです。私の講話終了後にも5名ほどの生徒の皆さんから質問がありました。後ほど学科長の先生に聞いたところ、普段から講話などがあった場合は質問をするように指導しているそうです。やはり、日頃の教育活動の質の高さがこのようなところに現れるのだと感じました。

また、今回初めてのトヨタ自動車株式会社様とのコラボ企画になります。1年前に企画したのですが、新型コロナウイルス感染防止のために中止になった経緯があります。講話をしていただいた統括電気主任技術者の大前様は、この地区の出身であり地元に貢献したいという思いを強く持たれておりました。その熱意が伝わったのか、生徒の皆さんは講話に興味深く耳を傾けていました。

電気の専門職に就くためには、国家試験取得が必要になります。私たちの講話をとおし、一人でも多くの生徒の皆さんが難関資格に挑戦し、自分の道を切り開くことを期待しています。

講話風景

また、校長の松原先生をはじめ多くの先生方に温かく迎えていただき、大変感謝しております。特に、電気科の先生方の絶大なるご協力のおかげで、長野県飯田OIDE長姫高等学校での「キャリア教育支援」を行うことができました。本当にありがとうございました。

今後も、「キャリア教育支援」をとおし、多くの生徒の皆さんに技術者の素晴らしさを伝えていきたいと思います。長野県飯田OIDE長姫高等学校の先生方、生徒の皆さんに感謝します。