卒業・作品制作展を開催しました。

2月2日、ゲーム・CG分野の卒業・作品制作展が、本校１号館で開催されました。
これは、学生の卒業制作であるゲームソフトやCGムービーなどを対象にした、公開イベントです。クリエイターにとって重要なのは「作品を作ること」ですが、そのための力は、教科書ベースの勉強だけでは身につきません。そこで、自分たちで何を作っていくのかを決め、スケジューリングを行い、長期間かけて本格的な作品を作っていく実習――「制作実習」が、当分野では広く行われています。その成果をお見せするのが、この制作展なのです。

中心となるのは卒業クラス作品ですが、在校生作品も可能な限り出展、ふだんから使っている実習室や教室を会場に、ゲームソフトの試遊やCGムービーの上映・イラストの展示などを、学生自身の手によって行いました。

また、デモンストレーションルームでは、優秀作品のプレゼンも行われました。自分たちの制作した作品をアピールするばかりでなく、開発手法や工夫した点また持つべき心構えなど、先輩から後輩に向けてのアドバイスなどもあり、充実した内容となりました。

この時期、多くの学校が卒制展を開催します。しばしば商業地区のイベント施設を借り切って華やかに行われますが、本校はあえて学校で開催しています。会場規模の制約をなくしてより多くの学生が出展できるようにすること、そしてご来場された方に実際の教育環境を見てもらうことが、その狙いです。
今回も、保護者様や企業様など、200名もの方にご来場いただき、ご満足いただくことができました。
名古屋工学院専門学校は、質の高い人材の育成をめざし、これからも多彩な活動に取り組んでいきます。