ゲーム・ＣＧ分野の制作展示会・発表会を開催しました。

10月9日からの3日間、ゲームCG分野の前期特別制作展示会・発表会を、名古屋工学院専門学校１号館の各教室を会場に開催しました。

夏休み終了後の約４週間、ゲームCG分野では、通常授業を行わず、前期特別制作―チームまたは個人でテーマを決め、集中的に作品を作るという取り組み―を行ってきました。この展示会・発表会は、特別制作の成果を学生どうしで見せ合うというものです。9・10日は展示会で、出来上がったゲームの試遊やCG作品の展示・デモ上映などが行われました。11日は発表会で、複数の会場に別れての作品のプレゼンテーションが行われました。

クリエイターの就職では、資格やペーパーテストなどは重視されませんが、その分「実際に作れる」ことが求められます。そのため、当分野では、自主的に作品を作っていく実習を、積極的に取り入れています。また、単に作って終わりではなく、他の学生に目の前でプレイしてもらったり、また作品を観衆にアピールしたりすることを通じて、より確かな実力の習得を図っています。

今年、日本最高峰のコンテストである「日本ゲーム大賞アマチュア部門」で、みごと優秀賞を獲得するという快挙を成し遂げました。今回の展示会・発表会でもこの成果をフィードバック、対象作品や受賞チームの新作が公開されています。上級生がその場で直接質問に答えるスタイルは、下級生にとって、教員の授業とはまた違った新鮮な学びの場となりました。

名古屋工学院専門学校ゲームCG分野では、現場で役立つ人材の育成をめざし、これからも多彩な活動に取り組んでいきます。