夏休みプレミアムイベントダイジェスト
7/28 (株)スクウェア・エニックス
夏休み最初のプレミアムイベントは、(株)スクウェア・エニックスの土田善紀さんをお招きしての講演会です。
"スクエニ"とくれば、「FF」「ドラクエ」。 知らない人はいないビッグネーム。"スクエニ"は、本校のプレミアムイベントに毎年協力していただいています。 そして講師の土田さんは、90年代から同社でゲーム制作に携わってきた大ベテラン。
当日は、台風が近づく中、時間を調整しながらなんとか開催にこぎつけました。 土田さんのユーモアたっぷりな語り口と、過激ながら真摯なメッセージに、爆笑と感動に包まれ続けた90分間となりました。 台風を吹き飛ばすような盛り上がりでした。
8/3 (株)サイバーコネクトツー
プレミアムイベントの第二弾は、(株)サイバーコネクトツー 松山洋社長の講演会です。
松山さんの話は、ずばり「ゲーム会社への就職」についてです。単に"面白いゲーム"や"かっこいいCG"が 作れればゲームクリエイターになれるものじゃない......講演は、そんな指摘から始まりました。 業界の現実を、具体的な数字とともに紹介、「結果を得るためにはどうすればいいのか」 「何をしなければならないのか」といった具体的な話を熱く展開されました。話を通じて説かれていたのは「プロとは何か」「プロになりたいなら、それへの自覚が必要」ということでした。 決して軽くはないテーマですが、熱い情熱をベースに、ユーモアやエスプリをたっぷりと混ぜ込んだ松山さんならではの語り口に、 会場はまるでライブ会場のような盛り上がりでした。最後には全員参加のワークショップが実施され、充実した内容となりました。
9/8 ゼニマックス・アジア(株)
プレミアムイベントの第三弾は、ゼニマックス・アジア(株)の最前線現場スタッフによる講演会です。
同社は、「Doom」「FallOut」などを擁する世界有数のゲーム会社Zenimax Media傘下のデベロッパー。 日本版ローカライズを手がける一方、Tango Gameworksのブランドで「サイコブレイク」などの オリジナルタイトルを世界に発信している、文字通りのグローバル企業です。
登壇されたのは、開発マネージャーの木村雅人さんと、リードプログラマーの辻俊彦さん。 話は、「ゲーム業界志望者が心がけておくこと」から始まり、「ゲームデザインの要点」や「実際の開発でのちょっとしたノウハウ」など、 大変広い範囲に及びました。また、講演終了後は別室に移り、学生の作品へのアドバイスや相談に、気さくに応じてくれました。