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NEWS|ゲーム・CG分野からのお知らせ
バンダイナムコゲームス特別講演会「ゲームデザインの構造」開催しました。
2011.06.17
平成23年5月11日、(株)バンダイナムコゲームスの講演会が開催されました。
今回来校されたのは、同社開発スタジオ・コンテンツデザインディビジョンでプロデューサーをされている東山朝日さん。95年に『エースコンバッ ト』(PS)でデビューして以来、ゲームデザイナーとして数多くのゲームプロジェクトを率い、またデバイス開発やアニメタイトルのプロデュースもされてい る、経験豊かな第一線のクリエイターです。一方的な「講演」ではなく、参加者にも積極的に発言をさせたり、また参加者側からの問題提起に基づいて話を進めていったりという、参加型のワークショップとして実施されました。
今回、東山さんが選んだテーマは、ゲームデザイン。「それを、どう捉えているのか」「実際に、どのように行っているのか」というふたつの側面からアプローチするというものです。
お話は、「ゲームデザインとは具体的に何をすることなのか」という問いかけから始まりました。学生によるいろいろな意見が出された後で、東山さんは「ゲームデザインとは面白い遊び・体験の『仕組み』を作ることである」と定義します。そして、人間が「面白い」「楽しい」と感じる事象を構造化し再構築することが、具体的なゲームデザインの作業であると論じます。
映画作品に込められた制作者の意図の解読や、『エースコンバット』開発のときに実際に行っていった作業の紹介・解説など、さまざまな角度から検証が行われ、テーマについて多面的に掘り下げられました。また、ゲーム以外の楽しみがどのようにしてゲーム作りに反映されていったかなど、クリエイター志望者であれば誰もが興味を持つような話題も扱われ、奥行きの深い内容となりました。
ゲームデザインというテーマに対しては、若い志望者はつい一面的な考えを持ってしまいがちです。それを必ずしも一刀両断に切り捨てるのではなく、より広い視点から採り入れた上で不足している部分を示してくれる東山さんの姿勢に、トータル4時間にもおよぶ長丁場でありながら、参加者全員が最後まで集中して取り組むことができました。
名古屋工学院専門学校は愛知県下では唯一、(株)バンダイナムコゲームスとの教育提携を結ぶ教育機関であり、1年間を通して講演会や批評会など数多くのイベントを予定しています。実際のゲーム開発の現場から講師をお招きし、多くの技術と知識を吸収して成長していけることが名古屋工学院専門学校の特色のひとつとなっています。